どうもヒヨコです
鳥山明の描いた漫画『SAND LAND』を読みましたので、感想を書きます
『SAND LAND』は2000年に週刊少年ジャンプで連載されていた作品です
単行本も2000年に発売されていますが、それから23年後の2023年の映画化を機に、愛蔵版コミックが発売されました
あらすじ
人の行為と天変地異によって、世界のほとんどが砂漠となった世界。砂漠と荒野に覆われた大地に住む人々にとって、生命線であった川が枯渇し、たった一つの水源を独占した国王によって、水は法外な値段で取引され、国中の人々が乾きに喘でいた。
そんな中、この状況を打破すべく国王の水源とは別の水場「幻の泉」を探すために、初老の保安官ラオは腕の立つ魔物に加勢を求め、魔王の息子で王子・ベルゼブブと、そのお目付け役のシーフとともに水源を探す危険な旅へと出発するのだった。
国王軍の戦車を強奪した一行だったが、やがてラオは、約30年前に自らが指揮していた任務により起こった予想外の大爆発が、ピッチ人の絶滅と彼ら戦車隊を殺害するためにゼウ大将軍が計画したものだったことを知る。その爆発により愛する妻を亡くしていたラオ=当時のシバ将軍は、ゼウ大将軍への復讐をラジオ経由で告げ、干上がった川を遡っていき水源を目指す。
途中、戦車部隊を指揮するアレ将軍と交戦するが、シバは持ち前の見事な戦略と砲撃の技術、そしてベルゼブブの視力・聴力とシーフの戦車操縦のサポートにより、瞬く間にアレ将軍の戦車隊の戦闘力のみを奪って撃破してしまう。
旅を続け、国王の水源に到着した一行は、国王が建設したダムを目撃する。そこに、ゼウ大将軍が現れて、国王軍の研究所でドクター・ポセにより造られた生物兵器の虫人間と戦うことになる。ベルゼブブを超える恐るべき戦闘力を持っていた虫人間であったが、ブチキレたベルゼブブによって倒され、ゼウも駆けつけたアレ将軍に撃破される。
そして、ベルゼブブたちは、水源のダムを破壊して川に水を戻した。
ウィキペディア
感想
鳥山明作品は子どもの頃ドラゴンボールを読んで以来でしたが、いいですね
やっぱりこの絵ですよね
テンション上がります
ドラクエとかもそうですけど、物心ついた頃から見てる絵なので落ち着きますよね
魔物でもなんか可愛い感じが鳥山明ですよね
今回の完全版ではジャンプ本誌未掲載だったページが載っていますが、最初に描いたサタンがゴツくて強いイメージがストレート過ぎると没になった様子からもその辺が分かります
今回の作品には老人キャラがたくさん出てきます
あとメカがやたら多い
描くの大変だったでしょうね
主人公のベルゼブブはゲームが好きな悪魔の王子で、悪いことがいいと思っている少年です
歳は結構いっているみたいですが
歯磨きをしないで寝たことをかっこいいと思ってる感じが可愛いですね
ベルゼブブはゲームソフトが欲しいので、ラオの依頼を引き受け、シーフと共に幻の泉を探す冒険に出ます
途中色々な危機が待っていますが、敵も味方につけて最後ラスボス・ゼウ大将軍を倒し、川に水を取り戻します
ストーリーがとてもシンプルで分かりやすいですね
ラオやゼウのバックストーリーも効いています
鳥山明は絵はもちろんいいですが、ストーリー作りもやっぱりうまいですよね
漫画家は映画でいうと監督も脚本家も役者も一人でやらなきゃいけないようなものなので、本当に大変だと思います
2023年8月18日には映画が公開されるということなので、観に行こうと思います
以上、『【愛蔵版コミック】『SAND LAND 完全版』のあらすじ・感想【鳥山明】』でした