どうもヒヨコです
『文豪少年!〜ジャニーズJr.で名作を読み解いた〜』の第8話をU-NEXTで観ましたので、その感想を述べます
第8話の元小説は森鴎外の『高瀬舟』です
キャスト
真鍋・・・北川拓実
羽田・・・徳永えり
溝口・・・佐藤アツヒロ
キャストの並び的には真鍋が主人公のようですが、ストーリー上の主人公は羽田です
佐藤アツヒロは元光GENJIの末っ子ですね
あらすじ
家裁調査官の羽田は、自殺しようとしていた弟を殺した真鍋の担当になります
真鍋は悪いことをした自覚はありますが、いいことをしたとも思っています
望みを叶えられた弟は、死の直前ありがとうと笑顔を浮かべていたからです
捉えどころのない真鍋に羽田は困惑します
羽田は上司の溝口に相談しました
二人は不倫関係にあります
真鍋は少年鑑別所の食事で涙しました
これまでこんな美味しいものを食べたことがないと言う真鍋
これまでどんな生活をしてきたのか想像できないという羽田
純粋な真鍋に影響を受け、羽田は身籠った溝口の子どもを産む決心をします
感想
とても穏やかなドラマです
拓実くんが何を考えているのかよくわからない繊細な少年をよく演じていました
YouTubeなんかを見る限り、いつも拓実くんはポーカーフェイスで何を考えているのかわからないところがあります
そんな拓実くんにぴったりの役だったかも知れません
原作『高瀬舟』のあらすじはドラマの中で紹介されている通りです
自殺未遂を働いた弟のとどめを刺した兄が高瀬舟に乗せられ、島流しにされる話ですね
今回のドラマはこの小説の主人公のような真鍋に影響を受ける羽田の話です
社会的に非難されることが分かりながら、死を望む相手を殺すことができるかという問題です
相手のことを本当に思っていればこそ、殺すことができるのではないか
難しい問題ですね
以上、『『文豪少年!〜ジャニーズJr.で名作を読み解いた〜』第8話のキャスト・あらすじ・感想』でした
