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『文豪少年!〜ジャニーズJr.で名作を読み解いた〜』第5話のキャスト・あらすじ・感想

どうもヒヨコです

『文豪少年!〜ジャニーズJr.で名作を読み解いた〜』の第5話をU-NEXTで観ましたので、その感想を書こうと思います
第5話の元小説は夏目漱石の『二百十日』です
漱石の中でもかなりマイナーな作品ですね
まずはキャストから

キャスト

圭・・・檜山光成
陸・・・安嶋秀生
売店のおばさん・・・ふせえり
檜山とあじの『東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ』コンビです
映画では敵対していましたが、今回は二人は親友同士ですね
映画でも二人が他のメンバーより演技が上手いと思っていましたが、ここではワンカットの長回しに挑戦していたんですね
かなり大変だったと思います

あらすじ

野球部を辞めた圭と陸は、二人で階段部を結成しています
活動内容は二人で毎日階段を登って屋上を目指すというもの
毎日違う人とすれ違うことで新しい物語が生まれるそうです
完璧で嫌いな同級生の悪口を言い合ったり、途中の売店であんぱんを買ったり、女子から今屋上では喧嘩してるから近づかない方がいいと言われたり
それでも自由の象徴である屋上を不良に占拠させるわけにはいかないと二人は向かいます
しかし屋上直前に喧嘩に巻き込まれ圭が負傷、売店のおばさんに手当してもらいます
明日の屋上踏破を誓い、二人は帰るのでした

感想

この物語はただ階段を登って降りるだけです
ですがその間に様々なことが起こります
最初から最後までワンカット撮影なので誤魔化しが効きません
めちゃくちゃ大変だったと思います
やり切ったキャストとスタッフに拍手
二人の会話が本当の男子高校生同士みたいで懐かしい感じがしました
高校の放課後感がすごい出てますね
圭のなんとなくイラついてる感じもリアルです
ちなみに漱石の『二百十日』という作品は、存在自体知りませんでした
Wikipediaにもあまり論じられることがないと書いてありますね
原作のあらすじは金持ちに対する不満など他愛もない会話をしながら、阿蘇山を登る二人の男の話のようです
二人は途中で二百十日の嵐にあい、登頂を断念します
そして金持ちを打ち倒すことと次回の登頂を誓うところで終わるようです
二百十日とは立春を起算日として二百十日の日をいい、だいたい9月1日くらいみたいです
台風の多い季節ですね
ドラマの中で屋上で喧嘩をしている人たちが次々と飛ばされているような演出がありましたが、あれは漫画的な殴られてぶっ飛ばされている表現というよりも、二百十日の荒天で飛ばされていると観た方がいいのかもしれません
その方が原作とリンクしますね
この原作を見つけてきたスタッフがすごい
この原作でこのシチュエーションだからこそ引き出せた二人の演技だと思います
そして二人の演技が素晴らしかった
他の作品を演じる二人も観てみたいです
以上、『『文豪少年!〜ジャニーズJr.で名作を読み解いた〜』第5話のキャスト・あらすじ・感想』でした