どうもヒヨコです
『湯遊ワンダーランド』第7話では、主人公きつこ（演じるのはともさかりえ）が低気圧による心の不調に悩みます
カレー作りで気を紛らわせようと試みますが、効果はなく、霊の影響を疑い、サウナに行くことに
このエピソードは、まんきつの特有のユーモアと人間の複雑な心を巧妙に描いています
オカルトの要素も取り入れられ、きつこが霊に対する個性的な考えを披露します
演技力の高いキャストが、多面的なテーマ性を見事に表現しています
このドラマは、日常生活と非日常、人々の共存、そして心の複雑な状態について、視聴者に考えさせる機会を提供しています
キャスト
万舟きつこ・・・ともさかりえ
やっちゃん・・・須賀健太
万舟美衣子・・・岩井七世
高石・・・川島潤哉
あらすじ
低気圧のせいで心を病むきつこ（ともさかりえ）と弟のやっちゃん（須賀健太）。
テレビ大阪
昔おばあちゃんから聞いた「カレーは大体の毒を殺せる」という話を思い出したきつこは、久しぶりにカレーを作ってみる。汗をかきスッキリしたように思えたが、いまひとつ調子があがらない。
この不調は霊によるものだと考えたきつこは、陽を当てることで除霊効果があるのではと、いざサウナに向かうのだが…
感想
今回のエピソードも、まんきつの独特な世界観が存分に発揮されていました
クレイジーな展開が続く中、やっちゃんの奥さんだけがまともに見えるのが面白いポイントでした
オカルト要素が多めに取り入れられており、宇宙人や霊といったテーマが織り交ぜられています
特に、きつこが見えない虫にイライラしたり、やっちゃんが大量の日本人形を拾ってきたりするシーンは、視聴者を驚かせる要素として効果的でした
また、高石が謎の木彫りの人形をひたすら殴り続けるシーンは、彼のキャラクターの深さや背景を感じさせるものでした
後半のきつこが全裸で日光浴を試みるエピソードは、原作の漫画でも印象的な話として知られており、そのシーンがどのように映像化されるのかを楽しみにしていたファンも多かったのではないでしょうか
このドラマの特徴として、サウナ施設の紹介よりも、サウナに入る人々の心情や背景に焦点を当てている点が挙げられます
キャラクターそれぞれが持つ個性や葛藤が、サウナという特定の場所でどのように交錯するのかを描写しており、その点で非常に魅力的な作品となっています
原作
『湯遊ワンダーランド』のドラマの原作は、日本の漫画家まんきつによる同名の漫画です
まんきつは独自の視点と独特のユーモアで、日常生活や人々の心情を描き出すことで知られています
この漫画も、一見普通の日常が織りなす非日常の世界を、楽しく、時には深く描いています
まんきつの作品は、日常生活の中に潜む微妙な心の動きや人々の心情を巧妙に描き出すことで評価されています
そのため、このドラマもまた、一見すると何も特別ではないような日常が、実は多層的な非日常の世界を織りなす舞台となっています
このように、原作のまんきつの独特の世界観とユーモアが、ドラマ版『湯遊ワンダーランド』にもしっかりと反映されています
それがこのドラマを非常に魅力的な作品としています
まとめ
『湯遊ワンダーランド』第7話では、主人公きつこ（ともさかりえ）と弟のやっちゃん（須賀健太）が低気圧による心の不調を感じます
きつこはカレー作りで気を紛らわせようとするが、効果はなく、霊の影響を疑いサウナへ行く
このエピソードは、まんきつの独特のユーモアと深い人間洞察が絶妙に結びついています
オカルト要素も織り交ぜられ、きつこが霊や宇宙人に対する独自の見解を展開
豪華なキャストがこの複雑なテーマ性を見事に演じきっています
このドラマは、日常と非日常、人と人との共存、そしてそれぞれの心の中に秘められた複雑な感情や矛盾について、考える機会を提供してくれます
以上、『『湯遊ワンダーランド』第7話詳細レビュー：きつこの心の葛藤とサウナの魅力』でした
